思念が奔逸中

情報発信の体裁で雑念のみ垂れ流します

2、3年ごとに通う美容院が変わっている

通う美容院が定まらず毎回新しい店に行く事・人のことを指して「美容院ジプシー」という事があります。私自身には当てはまらない言葉だと思っていましたが、そういえば大した理由もなく2、3年に一回美容院を変えていました。今回は、理由を振り返り今後の美容院での仕上がりの満足度を上げる糧にしたいと思います。(という体裁をとった愚痴です!)

 

①地元の美容院

とりあえず親が行っていた所に通う。そもそも子どもであったが故に希望を上手く伝える術を持たず毎回不満を抱いていた様な気もするがあまり覚えていない。結局雑誌の切り抜きなどを持っていく方法に落ち着いたように思う。

 

②大学時代

大学入学を機に引っ越し転居先に近い店舗を探す。幸いすぐにしっくり来る店が見つかった。染髪やパーマなど髪質に左右される施術で100%納得がいくことは少なかったが、そもそもそれらを制限されない環境となったこと自体が嬉しく不満はあまり無かった。

社会人になり土日しか行けず、それまでの担当美容師とシフトが合わなくなった事を機に通わなくなった。別の担当も特に下手ではなかったがその人についているアシスタントのシャンプーやカラー剤の塗り方が雑だったのも要因か。アシスタントは西野カナ(ヒッピーバンド=スーパーフライの人が頭に付けているやつ、を付けているボヘミアン調時代の西野カナ)に似ていて愛想も良かったがカラー剤を額が狭くなるほどはみ出して塗るのはさすがにナシだった。

 

③社会人になってから(約一年半)

友人から紹介された街中の店に通うように。やはり繁華街にある店はレベルが高く対応可能な施術も多かった。カラーリングが単に明るさだけでなく色調まで選べるようになり、自分の髪質も踏まえた上で詳細なオーダーをするようになった。この頃から既に神経が図太くなっていたため、最初に担当した人と合わなかったら次の予約時は指名しないといった事を平気でするようになった。仕上がりには満足していたが、繁盛店特有の待ち時間の長さにより一回につき3時間以上の滞在がデフォルトなのに不満だったのと、急に祝日の月曜日に髪を切りたくなった際定休日だった事をキッカケに行かなくなった。

 

④それから約3年くらい

上記の祝日の月曜日に営業していた為通う事になった店舗。担当を定めずに数回通ったがホットペッパービューティにカラーリングの魔術師と書いてある人に担当が固定。丁寧にヒアリングをしてくれるし腕も良く本当にカラーリングの魔術師だった(この通り名は自称ではなく勝手に書かれていたそう)。しかし一度思ったよりも髪を梳かれてどうしてもシルエットが気に入らず翌日別の美容室にパーマをかけに行き、それから行かなくなった。

 

⑤それから現在まで(2年半くらい)

気に入らなかったからといって翌日他店でパーマをかけたことが後ろめたく、そうこうしている内にカラーリングの魔術師の指名料が高くなった事から今の店に定着して現在に至る。

 

振り返ってみると、通っていた店自体が全然ダメという訳では無かったはずなのに、ふとした事でフッと行かなくなるパターンになっていますね。

通わなくなる理由としては

・同じ店に通う事よりも、その時のニーズ(絶対この日に行きたい、すぐに直したい)を満たす事が最優先される

・不満があっても同じ店に翌日直してもらいにいくのは気まずい

・代わりに行った店舗もアタリな方の店舗

という事が言えそうです。

こうやって文字に起こすと結構クズというかコミュ障な感じに見えてきますね…。

私の髪型が少し変わったところで他人から見たら同じなのは分かっているのですが、自分が納得いってないと気分が落ちるんですよね。そして社会人になって二日連続美容院にお金を払えるくらいにはなったという事でしょうか。

 

反対にそこそこの期間継続出来た理由としては

・運良くいい店舗、担当に出会えた

これが一番大きいと思いますが

・施術前のヒアリング時は詳細に

自分の髪質や骨格がモデルとは異なる事を加味しながら2〜3パターン近いものを選ぶのと、回避したい方向性を伝えておくと失敗は少ない気がします。特に私は重めのスタイルが好きで軽くされすぎる、切られすぎるなど取り返しがつかなくなるリスクが高いです。それなので、どの程度減らしたいのか、切りたいのかは曖昧な表現ではなく客観的な指標で伝えるようにしています(この写真と同じくらいのボリューム、肩甲骨の所までの長さ、とか)。

・最終確認時で多少の手直しで取り返しがつきそうな場合は遠慮なく直してもらう

さすがにパーマやカラーのやり直しはスケジュールが狂うので言い出せませんが多少のカットやスタイリングでどうにかなるなら…。再現率も大事だけど美容院を出た直後が一番良い状態じゃないというのも嫌だ 笑

結果割と意見をハッキリ言う客というイメージがついて無碍に扱われにくくなっているかも知れません。

 

そして何故今、こんな事を書いているかというと2年半ぶりに別の店に行ってしまったからです。私の中に「セミロング以上の長さの髪は、後ろから見た時に下のラインがまっすぐ(地面と平行)なのがデフォルト」という先入観があります。

一度真ん中が長いラインにされて店では気がつかず、次のタイミングで真っ直ぐにしてもらったのですが(「何故?」「単純にその方が自分の好みだから」という会話をしたはず)、また同じ事をされ、(その時はパーマもしていて言い出し辛く)結局一ヶ月後に他店で直すという事をしました。というかカルテに書いてよ。

 

今回はカットとトリートメントだけで失敗はなかったのですが、一ヶ月前にかけたパーマに対して「若干パーマがかかってますね」といった上でスタイリングせずそのまま帰そうとしたので多分次は行かないと思います。いや、私にとっては若干じゃなくて立派なパーマなんですよ。何故かかってるの分かってて再現しない。何も聞かない。

言ったら普通にやってくれたしそれはそこまで問題でもないのですが、店舗面積の割にスタッフもお客さんも多く忙しない雰囲気でヒアリングの時間もあんまり取れなさそうなのでやはり行かないかな。

 

というわけで今回は店舗変更を回避しました。結局の所いくら失敗しないように言葉を尽くしても、絶対どこかに「言わなくても当然そうなる」という先入観の落とし穴があるという事がわかりました。こういうのは気付く度に伝えていく他ないのかな…と思いました。

 

今回は書いていて性格の悪さを露呈しただけのようになりましたが、皆様のご参考になれば幸いです。何にせよヒアリング大事!