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独断と偏見でウェディング用コンピレーションアルバムの曲順を考える

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ここ数ヶ月で友人知人の結婚ラッシュがあったので、ウェディング用アルバムの曲順を考える企画という名の個人的な遊び※1 をしました。個々のお祝いは行ったor行う予定なのでひっそりこちらで発表します。

 

設定

・収録曲数はアルバムでスタンダードな12曲。

・個人的なお祝いの集まりでBGM的に流すという想定。

 

選曲の方針

・失恋はもちろんネガティブな歌詞の曲はNG。反対に恋愛や結婚がテーマでなくてもポジティブな歌詞であれば可。

・会の進行を邪魔しないミディアムテンポの明るい曲調をベースに採用。ただしそればかりは飽きるので箸休め的にブチ上がる曲を入れても良い。

・一般知名度などは気にせず筆者が好きな曲、もしくは好ましいと思う曲を選ぶ。

 

このようにルールを設けてみたものの、いつもワルそうな曲やダウナーな曲ばかり聴いている私。無い知恵を絞り出したため基本的に当ブログの過去記事に出てきた方々を中心に進めてまいります。

 

01 YOUにBIRTHDAY    the twenties

 

多幸感溢れる音且つバースデイソングでありながらラブソング寄り、最後まで聴くとブライダル用でも遜色ないのではという歌詞※2 なので、どこかに入れようとは思っていましたが、イントロのリードトラック感が強いので(収録アルバムでも一曲目)ここに配置しました。やはりバースデイソングなのでチャラくなく聴く人を選ばない点がテーマに沿っていて良いです。

 

palm

palm

 

 

 

 

02 I Won't Let You Down   OK GO

 

この流れでさらに明るくポップな曲調へ。動画が斬新で楽しいというOK GOのパブリックイメージもあるので最適(?)。歌詞は寓意的というかちょっと一歩退いた感のあるメロから同じフレーズを連呼するサビへ、という洋楽のラブソングにありがちなパターンだと思いましたが、そう感じるのは私が歌詞カードを読んでいるからだと思います。


OK Go - I Won't Let You Down - Official Video

 

 

03 Lovers   sumika

 

バンド名が「スミカ」=棲家、ロゴがハウスメーカーみたいで可愛いという理由で入れています。比較的登場人物のスタンスが色濃く出ている歌詞なのでこの企画(という名の遊び)の設定上イメージに合わないおふたりが出てくる可能性※3 がありますが、完全なるウェディングソングだし少しは流行りを取り入れてみたかったので選曲しました。


sumika / Lovers【Music Video】

 

 

04 N.E.O.   CHAI

 

ミディアムテンポが続きそろそろブチ上がりたかった、という理由で配置。テーマには沿っていないですがポジティブ枠※4 です。可愛いから入れました。以上。


CHAI『N.E.O.』Official Music Video

 

 

05   狩りから稲作へ   レキシ

 

実際に出席した結婚式で流れていました。タイトルから一見ネタに走っているようですが(というか歴史ネタな訳ですが)、縄文から弥生への生活形態の変化を、結婚などに伴う現代の人間の関係性になぞらえた歌詞です。


レキシ 狩りから稲作へ

 

 

06 i want u to love me   [Alexandros]

 

完全に当ブログの全然関係ない過去記事の流れに影響を受けたアーティストの選定となりました。

 

malily7.hatenablog.com

 

ドラマ「女くどき飯 season2」のテーマソングです。[Alexandros]は色々な曲調の作品がありますが、このドラマとタイアップした曲は可愛らしい印象です。season1の曲は略奪愛の曲だったのと、season2でドラマ自体が素敵な感じに終わったという理由でこちらの曲を。

当該曲は1:05時点から


[Alexandros]  New Album「EXIST!」Teaser-01

 

 

07 As Long As I Got You   Lily Allen

 

曲調と歌声、Lily Allen姐さんの曲はめっちゃハマるだろうなと思いつつ、毒を吐きがち(下ネタも辞さない)な歌詞が多い印象なので、合ってる曲あるかなと振り返ってみましたが、ありましたよ結婚生活の曲! Lily Allen的なリアルさがありながらとても幸せな曲です。


Lily Allen - As Long As I Got You at Glastonbury 2014

 

 

 

08 Club Foot   Kasabian 

 

そろそろブチ上がりたかった(2回目)。ほとんど観てないけどこの前までW杯※5 をやっていた影響ですね。きっと私の周りの結婚する友人達も観ていたはず。サビは「お前が(選手として)必要だって言ってるじゃん」みたいなフレーズがありますが括弧内は歌詞にないのでラブソングに聴こえないこともないです。


Kasabian Club Foot Live Jools Holland 2006 HQ with lyrics

 

 

09 大安ナイト   八十八ヶ所巡礼

 

ブチ上がった流れで強めの曲をもう一曲。完全に筆者の好みで設定をガン無視しているのではと思われるかと思いますがそんな事はありません。八十八ヶ所巡礼随一、捻りなく明るい曲なのではと思っています。洋楽が続いたので「ハレの日」「目出度さ」という和のアプローチからの祝福ソングを、というのと、歌詞の中でやはり飲酒をしているので後半のこの順に配置しました。

 

日本

日本

 

 

 

10 Kids   MGMT

 

このタイトルの曲を入れるのはもしかしたらウメハラに当たるのではと一瞬コンプラ警察的※6 な考えが過ぎりましたが、そんな事は置いておいてこのファミリー感と多幸感を推したい。披露宴の後半、おふたりの生い立ちスライドショー的な位置付けです。あと単純にこの前結婚した友人がライブに行っていたという理由で入れてみました。


MGMT - Kids at Glastonbury 2014

 

 

11 Butterfly   木村カエラ

 

設定上、会の終盤で何かイベントが有る時に備え、ここから2曲は定番曲となります。この曲はカエラさんが結婚する友人に贈った曲との事なので、この記事の企画上もピッタリです。


木村カエラ「Butterfly」

 

 

12 愛をこめて花束を   Superfly

 

引き続き定番曲です。カエラさんも越智さんも幸せなご結婚をされたというイメージがありますね。ラストは壮大な感じで締めくくりたくこちらを最後に配置。


Superfly - 愛をこめて花束を

 

感想

もう少し洋楽が入るかと思いましたが12曲中4曲と少なめでした。自分の匙加減ではあるのですが、それでも分かりやすい洋楽のハッピーソングがパッと思いつかない。趣味に偏りがあるせいか、そもそも歌詞を聴いてないのか。そして私の洋楽知識が2013、4年くらいからアップデートされていないのが分かります。

女性アーティストが少ないのは予想通り※7 でしたが、全体的に男女の視点の偏り※8 は少ないかなと思います。そもそも全然関係ない曲が散見されるので余り問題ではないのかも知れません。音楽の種類としては絶対的に偏りがあると思うのですが、ハッピーな曲を自分がちゃんと12曲知ってるという事が分かって良かったです。

あー楽しかった!!!

 

※0 謎視点からの選定でしたので失礼な物言いがあれば申し訳ありません。個人的な遊びなのでご容赦頂けますと幸いです

※1 主に営業車の中で暇つぶしに考えました

※2 おふたりの内のどちらかの誕生日に入籍、というパターンの知人が居たなと思い出しつつ、この曲は軽度酩酊くらいでフワッと聴くのが一番良い聴き方だと思っています

※3 この辺までは真面目に考えていたのですが、その後の展開を考慮するとこの言い方はフェアではない気もします。「設定上、会の主役のイメージと齟齬がない=誰かを除外しない」というのが単純に私好みの思考というだけだと思います

※4 ポジティブ枠というかエンパワメント系の曲が好きです。それだけで全然他意はありません。容姿に関する曲は色々邪推を生みそうな気もしますが、「従来カワイイ」も「ネオカワイイ」の中に含まれるという事は一応申し添えさせて頂きます

※5 サッカーアンセムとして有名ですが「プラハの春」に関する曲との事

※6 親子の歌詞と思わせて環境問題の歌詞だという解釈もあるようです。公式MVが怖いので貼りませんでした。サイケ系の曲は得てして意味深だったり不気味要素があったりするので割り切って曲調で選んでいます

※7 女性アーティストを聴くことが少ないのですが、女性だから苦手というよりはたまたま積極的に聴いているアーティストの数が限られているという感じです

※8 歌詞の便宜上「僕」「私」といった男女で使い分けがちな一人称はありますが、それも絶対的なものではないですし、なんならおふたりが必ずしも男女である必要もないのかなと思います