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パーソナルカラーと骨格診断を受けてきた

先日、パーソナルカラーと骨格診断を受けてきました。

 

パーソナルカラーとは自分に合う色味の事で、一つの色を選ぶのではなく、肌の色味の質を4つの属性に分け、たとえば同じ青のなかでも自分に似合う青、似合わない青を診断するといったものです。単純に色黒・色白といった話でもありません。

4つの属性の分け方は下記の通り。

春:イエローベース、淡色、清色(濁りがない)

夏:ブルーベース、淡色、濁色(白が混ざった感じ)

秋:イエローベース、濃色、濁色(黒が混ざった感じ)

冬:ブルーベース、濃色、清色

所謂イエベ 、ブルベで大別するのが有名ではありますが、項目ごとにそれぞれ別のペアが出来る関係ですね。

 

骨格は、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3つに分けられます。これによって似合う服のシルエットや素材感が分かります。これは実際に太っている・痩せている・筋肉が多いといったことに左右されず、骨格によるものです。細かくはググって頂くと分かりやすいサイトが沢山あります。個人的にはパーソナルカラーより自己診断しやすそうに思います。

私自身はイエベ 秋のストレートだと自己診断をしていました。結構自信はあったのですが、この属性の性質と自分のしたい方向性が比較的一致していたので客観的に見られていないのではないかという懸念もありました。またパーソナルカラーに関しては中々自分の色が相対的にどうか判断しづらく、特に「黄肌のブルベ」などという単語も出てきて分からなくなったのでちゃんと診断してみることにしました。

某百貨店でこの類の診断をしているのですが、あまりに予約が取れないので、カラーと骨格が同時に出来てメイクの相談も出来るサロンを予約しました。

 

 

サロンに行くとまずアンケートシートを渡されます。好きな色、苦手な色、よく着る服、なりたい方向性、好きなファッション雑誌、その他職業や趣味などを記入します。それを踏まえて軽く雑談をした後、カラー診断に移ります。

 

カラー診断はドレープという布を顔の下に当てて診断します。こちらのサロンはメイクは落とさずに行うスタイルでした。正直オークルのファンデに合わせたらイエベ の診断出るやろとは思わないでもないのですが、髪や瞳の色でも診断出来るとの事ですし、結局外に出る時はほとんどメイクをしている訳ですからその色に合わせた方がいいような気がしなくもないです。後述しますが、こちらのサロンは比較的実生活での運用を重視されている印象でした。服も化粧品も総取っ替えするし絶対自分のパーソナルカラーを診断してやる!と言う方はメイクを落とすタイプのサロンをお勧めします。

診断は結果から言うと完全にイエベ 秋でした!

イエベ 秋以外全然良くなかった…。ブルベは顔色が青白くなり、色によっては人相的に暗い印象になったりするのですが、イエベ 春もなんだか妙に赤黒く膨張した感じに見えました。春の色自体自分自身が着たい色でなかったのもありますが、春の時の顔色がかなり自分が忌避したい方向性だったので個人的には苦手でした。

診断を元に、自分に似合う色のドレープ群を見せて頂きます。

 

骨格診断はアナリストさんが簡単に肩や鎖骨辺り、腰の辺りを触って診断します。

こちらも結果から言うと紛う事なきストレートタイプでした!

それぞれの骨格タイプのスタイルアップする着こなしを教えて頂きます。骨格タイプよりも顔の印象が優先されるので、色や柄というよりあくまでも着こなし方や似合うシルエットがメインとなります(女優の深田恭子さんはストレートですが、ストレートタイプに似合うとされるカッチリしたスーツよりはもう少し可愛らしい服装の方が似合いますよね、という例えが分かりやすかった)。

何となく自分が自覚していた事が裏付けられ納得した面もありましたが、知らない事もあり目から鱗が落ちました。欠点をカバーしてくれる筈と思っていたギャザースカートが何となく似合わない気がする理由が分かった!

 

その後はメイクのアドバイスです。ここでも目から鱗ポイントがありました。元々自己診断でイエベ 秋だと思っていたので、現行のアイテムはそのまま使える物が多かったのですが、口紅は買い直す必要がありました。イエベ 秋の方にありがちな、イエベだからオレンジやベージュが似合う筈だけれど、元の唇の色素に負けて折角塗っても塗ってるように見えないので違う色を塗っている問題です。使っているレッド系の口紅をお見せしたのですがそれは青味が強いとの事。化粧品コーナーに書いてあるピンク系、ローズ系、レッド系という括りに惑わされていましたが、単体で冷静にみると確かに青味があるように見える。お勧めされたのはブラウン系の口紅でした。正直口紅だけをみるとかなりどぎつい印象で、「こんな色の口紅売ってましたっけ?」などと訊いてしまいましたが普通に売っているそうです(実際売ってました)。先入観があると目に入らないものですね。実際に塗ってみると、しっかり塗っている感があるのに調和する印象でした。

 

 

さて、診断が終わってこれからどうするの?というお話です。こういった診断を受けた方のレポートを拝見すると、(診断結果にもよりますが)服を買い換えた、化粧品総取っ替え、といった方がいらっしゃいますが、私がしたのはイヤリングの買い足しです。メイクで統一感が出た顔にシルバーのイヤリングはちょっと浮いてしまいそうです。これまでゴールドのイヤリングは休日に着用する少しゴツい印象のものを持っていましたが、フォーマルでも違和感のない華奢なタイプのものも購入しました。

悩ましいのはネイルの色です。これまでは比較的、色そのものは暖色であっても青味系のものが好きで集めていました。手だけであれば血色というより色白に見えれば良いし、個人的には肌馴染みより装飾している感が強くても問題ないのですが、服装との兼ね合いもあるので都度都度考えていこうと思います。

 

また、今手持ちの服の着こなしも、買い足しの面では今回の結果を考慮していきたいですね。とはいえ、普通に生活していればTPOに合わせて苦手な色を着る機会もありますし、得意な色だけでワードローブを揃えるのは無理があります。苦手な色でも気に入っている服もあります。この辺りは着こなしでカバーするかある程度の割り切りが必要です。割り切りで言うと、以前サロンに来てブルベに診断され、関ジャニの丸山さんの担当なのにイメージカラーのオレンジが合わない、と仰られた方がいらしたそうですが、その時アナリストさんは「良いじゃないですか!その時は着ましょうよ!」と仰られたそうなのでマジで信頼出来ると思いました。

結局全てを得意な要素でガチガチに固めるのは限られたシチュエーションで行えば良いので、普段はいかに苦手な要素を着こなすかという事が重要となりそうです。苦手な色の服は得意なシルエットで着たり、それ以外のアイテムは得意な色で固めるといった事で、服の幅を狭めず極端に野暮ったくならずに着ていけそうです。お話を聴く限り、その辺りは実生活であまり負担にならないように運用する事を重視しているようで、それを踏まえたアドバイスを下さいます。

それこそ私はたまにライブにいくので、自身のカジュアルダウンしづらい属性なりに溶け込める服装を考えるヒントになりました。

あとワンピースを着る場合、うっかりすると色・素材・シルエット全てが自分の苦手な型になってしまう可能性があります。可愛くて可憐系、重厚感あるキャリア系など一定の方向性に振ったデザインのものもあるため、全部苦手デザインを避け、好きなテイスト且つそれなりに綺麗に見えるものを選ぶ為にも診断する価値はありそうです。

色々と有益な情報を得られたのですが、後から考えるとあれも訊きたかったなと思いついたりするので、もし気になる方は知りたい事を箇条書きにして持っていくのも良いかもしれません。

 

パーソナルカラー&骨格診断、結果的には自己診断通りではあったけれど、客観的な裏付けが出来て凄く精神的にも良かったです。アナリストさんは褒めてくれるし、これまでの不安や疑問も解消されました。と同時に低身長と丸顔の先入観って強固よねと思ったり(顔はちゃんと診断してないけど童顔ではないらしいです。童顔が眼中にないとか不美人を遠回しに表現する場合もあるって知ってるゾ)。そういった事ももしかしたら少しの工夫やそれに伴う振る舞いで変わってくるのかも知れません。

兎に角私が言いたいのはパーソナルカラー&骨格診断は自己肯定感が得られるという事です。

秋冬は私にとって難易度が低そうだったので次の春夏が正念場。爆買いする為に精々働いて経済回していく所存です。