思念が奔逸中

情報発信の体裁で雑念のみ垂れ流します

2020年に摂取したコンテンツ一覧

表題の通り今年観たり呼んだりしたものを種類別にまとめてみます。所々感想というか一言コメントあり。今年はコロナ禍の影響もあり在宅時間も多かった為映像作品が多め。一方書籍は余り読めませんでした。

 

 

【映画 劇場公開】

・パラサイト 半地下の家族(韓国)

この頃はまだ新型コロナウイルスが発生してなかったギリギリの時。もう一年経ったのかという気持ち。社会性もありつつ娯楽性や視覚的な美しさがあり好きな作品。

・窮鼠はチーズの夢を見る(日本)

漫画刊行時ではなく設定や価値観が現代的で見やすい感があった。役者陣の演技とインテリアや服などのスタイリングが良かった。

・罪の声(日本)

野木亜紀子氏の脚本が好きなのでマストで観た。アンナチュラルやMIU404、フェイクニュースが好きな人は是非。この作品で俳優の水澤紳吾氏を認識するなど。まさか私の家政婦ナギサさんの無口なMR役の人とは。

・新解釈・三國志

やってる事はテレビサイズな笑いだなーという気もしたけど、戦闘シーンなどは三國無双みたいな格好良さでゲームみたいな迫力があった。知らんけど。

 

 

【配信作品】

邦画 過去作

嘘八百

空飛ぶタイヤ

駆込み女と駆出し男

・コンフィデンスマンJP ロマンス編

・ジャッジ!

・来る

・怒り

ここは退屈迎えに来て

・ニワトリスター

 

過去作はある程度予備知識がある状態なので割と外さなかったかな、と。「来る」の終盤の異宗教合同祭祀のところは圧巻!「空飛ぶタイヤ」「駆込み女と駆出し男」も良かった。あと「怒り」にも上記の水澤氏が少し出てるけど気付かなかった。まさかナギサさんの(以下同文)

 

海外作品 過去作

・シークレット・ミッション(韓国)

コメディなのかシリアスなのか、面白かったが。取り敢えず今までの知ってる韓国作品のパターンのどれでもなかった気がする 笑

ユージュアル・サスペクツ(アメリカ)

古めの作品なのでテンポいまいちかと思いきやなるほどと膝を打つ展開。みんなが観てるだけある。

トレインスポッティング(イギリス)

曲が良いですよね、まず。あと上記邦画の「ニワトリスター」(めちゃくちゃカルトだし後半急展開するしで色々見所があるのでグロOKだったら気が向いたら観て)を観てからの本作だったので、やっぱりイギリスの方が色々ヤバいじゃん、という気持ちにはなる(?)

 

日本の作品 リアルタイム(ほぼ初公開時期に)視聴

・劇場(映画 プライムビデオにて同時公開)

・バチェロレッテジャパン(リアリティショー プライムビデオにて公開)

・ザ・エレクトリカルパレーズ(ドキュメンタリー映画 お笑い芸人ニューヨークのYouTube「ニューヨークチャンネル」内にて公開)

これまでフィクション以外の映像作品にそこまで興味がなかったけれど今年は思わぬ収穫が。恋愛リアリティー番組は寧ろ苦手だと思っていた節があるけれどバチェロレッテは対人関係とかで学びもあるような。そして、エレパレ!編集や構成が上手いんだろうけど、ツルッと2時間観てしまった。内容について色々言うのは野暮になるけれど、深刻過ぎず「知らんがな」という気持ちにもならずで良きでした。

 

 

【小説】

サロメ  原田マハ

・日輪の賦  澤田瞳子

・罪の声  塩田武士

・持続可能な魂の利用  松田青子

・82年生まれ、キム・ジヨン  チョ・ナムジュ

アメリカン・ブッダ  柴田勝家

 以下再読のもの

・なめらかな世界と、その敵  伴名練

Ank:a mirroring ape   佐藤究

 

今年は全然本を読めなかった割に実はKindleを導入してました。SNSで「持続可能な魂の利用」が凄い!というコメントを見て秒で買った。そしてその流れでキム・ジヨンも買った。便利な世の中。どちらも興味深いし読みやすい文体なので是非に。柴田勝家氏の作品も今年初めて読んだが、短編全て民俗学が絡んでいて読み応えがあった。

そしてこのコロナ禍に於いてはやはり現実に重なる部分もある作品を再読したくなりました。特に「なめらかなー」に収録の「ひかりより速く、ゆるやかに」はオススメです。Ankはパニック小説でグロありですが…

来年の目標はKindleの中にある「天冥の標」を読み始める事です。

 

 

【漫画】

課金、無課金(合法的)問わず読んでいますが、ここでは特に印象に残ったもの。

シュトヘル  伊藤悠

完結済み。最高of最高!歴史ロマンの重厚感。激オススメ。

ちなみに主人公ユルールとその血縁達のグルグルした瞳孔の感じはちょっと煉獄さんに似てる。というか煉獄さんの目元がユルールに似てる。

・無能の鷹  はんざき朝未

2話くらいまでコメディタッチの成長お仕事モノかと思わせて3話からは明らかにギャグ漫画。仕事に疲れた時に読むと割とどうでも良くなるので心の拠り所としてオススメ。

・あせとせっけん  山田金鉄

・ミステリと言う勿れ  田村由美

・シャドーハウス  ソウマトウ

鬼滅の刃  吾峠呼世晴

今15巻まで人にお借りしている状態。めちゃくちゃ面白いじゃん!となっている。話を少しでも知った上で聴く紅白のLiSAの歌はやはり違うわ…

 

【音楽】

遂に今年はApple Musicに入った為、気になっている人達をアルバム単位でがっつり色々聴けて良かった。比較的同じ人や同じ作品を続けて聴いてしまうのですが、

・救済の技法  平沢進

・Unknown Tokyo Blues  avengers in sci-fi    

・HIGH VOLTEX  Large House Satisfaction

・SUPERSALT  呂布カルマ

・Yellow Ranger  Awkwafina

あたりを鬼リピしました。

なお物理でCDを購入したのは、以下安定の3組です。

・LIVE ALBUM  0567-日本万歳LIVE@LIQUIDROOM 20191220    八十八ヶ所巡礼

・ニガミ17才o    ニガミ17才

・NASTY    the twenties

ちなみに八十八ヶ所巡礼のLIQUIDROOMは行っていないのですが、今年の1月本当にコロナ発生の直前の心斎橋JANUSには行きました。まさかこれが今年唯一の実際足を運んだライブになるとは。どうか心置きなくまたライブに行ける世の中になってほしい。

 

 

【その他】

今年はオンラインライブで音楽ライブやお笑いライブを視聴したりして楽しみました。あとは昨年に引き続きM-1を予選から追ったり敗者復活投票をするなどし参加してる感を味わいました。

ドラマはやはりコロナでスケジュールが変わったりで影響が大きい中、MIU404は撮影中にコロナが発生、最終話がコロナ後を描いたものになっていたりと、本当に社会との呼応に信頼が置ける!となりました。今年一番ハマったドラマでした。撮影中断時に副音声つきで再放送をしていた「M 愛すべき人がいて」も結構ぶっ飛んでいて面白かったのですが、あの作品って今年だったかという懐かしさもあります。完全にコロナがある現実世界の世界線のみのドラマとしてはリモラブがチャレンジングでした。一方で途中コロナで急遽中断した半沢直樹は、内容としてはコロナを物ともしない通常営業で毎回愉快でした。あの番組が日曜放送で良かった。

 

そんな感じで今年は少しずつ守備範囲を広げつつ楽しいコンテンツ摂取をしました!来年はもう少し本を読みつつ、映像作品も色々なジャンルを観てみようかなと思っております。

では良いお年を!