思念が奔逸中

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ライブハウスを無軌道な計画で楽しむこと

いよいよ2018年度が始まりました。私はと言えば、土日に連続でライブハウスに行くという充実週末が終わり虚脱感に包まれています。

二日連続でライブを観に行くというのは初めてだったのですが、思えばこの一年間、その他にも割と無茶をしてきたのではないかと思い至ったので、どのパターンが一番無理なく楽しめるのか振り返ってみたいと思います。

 

カレンダー通り土日祝が休日となる生活をしているので、普段は土日のどちらかに日帰りの距離(通勤通学の人がいる距離)で行けるライブに行っています。1ヶ月に複数回行く時もあれば2ヶ月くらい開く時もあります。積極的にライブに行きたいと思うバンドは複数いますが割と絞り込んでいる方かと。今のところ片手で収まるか収まらないかくらい。基本的にはチケット発売日前に情報を得ることが多く1、2ヶ月前には予定を確定させるという、全体的に緩やかで無理のない楽しみ方だと思っています。

おそらく、平日休日問わず行けるライブは行く!という方や同じアーティストのツアーは出来る限り全通する!という方々から見たら生温いと思うのですが、かなりの出不精で土日休みのどちらかは家に居たいタイプのライブハウスビギナーのお話として受け取って頂けると幸いです。

 

 

①深夜のイベントからサーキットフェス

はじめの項目なのに一番無茶です。私の住む都市で行われるイベントに友人と2人で出掛け、一旦私の家に帰宅。昼過ぎに友人が住む都市の方のサーキットフェスに参加、という流れです。イベント自体もそうですが友人とわちゃわちゃ楽しむという一連の流れが楽しかったですね。(こんな無軌道な楽しみ方が出来るのも今だけかもしれないし)

帰宅してから翌日どのように会場を回るかを相談するのも一興です。

参加したイベントはDJが居るクラブイベントにバンドが出演するというもので、イベントの音楽的な趣旨自体は好きな感じだったのですが、やはりライブハウスとは勝手が違ったりで要らないソワソワを感じたので今後は積極的には行かないかもしれません。あと何より眠い。

サーキットフェスは自由に外を歩き回れる為、疲れたらその辺のお店で休めるので良いですね。色々と見れるので楽しいですが、割と見たいバンドの時間が被りがちだったり、会場の移動に時間が掛かったりするので計画性は必要です。ライブハウスが密集している都市で行われる為、郊外のフェスと比べ交通やトイレの心配は無くて安心です。ちなみに、あるバンドを観ている時に救急車を呼ぶ事態となり結構怖かったです。その後は他のバンドでも逐一MCで注意喚起をしていたのが印象的でした。

このパターンに関しては、体力的に厳しいですね。

 

②平日の仕事終わりに行く

平日だと学生さんや出演バンドの知り合い、めちゃくちゃ熱心なファンの方などいつもと客層が違った雰囲気だったり、1人参加の人が少なかったりでまたしても要らないソワソワを感じてしまいました。要らないソワソワ案件、完全にこちらサイドの問題で慣れの問題だとは思っているのですが。後は職場環境にもよるのですが、間に合う時間に会社を出れるか空気を読んだり、仕事で想定外の対応をしたりといった事で精神が摩耗した状態で行くとなんか心の折り合いが付かない時があるので、自分にはあんまり合ってないのかもしれません。でも仕事終わりの目標にして頑張るというのも分かるし、私も仕事でイライラし過ぎて衝動的に行くと決めてしまう可能性もあります。

 

③推しているバンド同士の2マンを観に連休に東京遠征する

普段遠征はしないのですが、三連休の中日かつ最も推している2バンドだったため行かざるを得なかったです。東京でというのも物理的/心理的、どちらのハードルも低かったです。ちなみに①の友人と行きました。本当に友達甲斐のある友人がいて感謝しかない。

実際のところ東京旅行の行き先の一つ、という位置付けとなったわけですが、楽しくない訳はなかったですね。めちゃくちゃ体調を崩していたのにライブを観ている間は持ち直しました。ライブの前は銀座で歌舞伎を観ていたのでその間座っていたから良かったのでしょうか。(歌舞伎にも興味が湧いたので南座早く復活して欲しい)

このパターンは中々機会がなさそうですが条件さえ揃えば行きますね。出来れば行ったことない観光地だと更に素敵です。

 

④昼間に別ジャンルのイベントに行き、夜にバンドのライブに行く

件の友人に誘われダンス系のイベントを見た後ロックバンドのライブへ。③で歌舞伎からのロックバンドを既に履行して居るので余裕ですね。結構お客さんの雰囲気が違っているのですがそれぞれにお洒落をしてきているのを見ると楽しいです。結局後から見たライブで記憶を上書きされるので先に見たイベントの印象は薄れますが。

 

⑤2日前に急遽行く事を決める

何ら問題なし。一度スルーしていたのに直前に思い立つということは寧ろ必要としているという事です。

 

⑥土曜日、日曜日と連続して行く

これが昨日と一昨日ですね。負担がなくてめっちゃ良いです。ちゃんと土曜の夜に帰宅し自分のペースで生活を維持した上で翌日の楽しみがある。体力をあまり消耗せず心が豊かになる。最高。ただ終わった後の虚脱感が凄いです。週明けにこんな文章を作成するくらいには。

 

正直なところ、自分のスタンスというかハマり具合が深いのか浅いのか客観的な立ち位置がイマイチ分かっていないですし、多分凄くライブに行っている人からみたら、本当に音楽が好きなのかと思われる節もあるかと思うのですが、①〜⑥今後行くかどうかは別として、全くのクソだったなと思った事はないのでやはりライブが楽しいのだと思います。

今まででやったことがないのが、同じ日の夜に相互全く関係ないライブをハシゴする、というものですが、流石に首都圏でもないと機会はないかもしれません。どうしても観たいとなったらおそらくしますが。

 

結局のところ催しの性質やライブの完成度により満足度は変わってしまうのですが、以上が条件面での比較と回想でした。